コラボ・スクールとは支援の取り組み

被災地で学習環境が悪化した子どもたちが、 「震災があったから、夢をあきらめた」「志望校に行けなかった」 という想いは絶対抱いてほしくない・・このような願いから、子どもたちに学習指導と 心のケアを行っているのが、コラボ・スクールです。


勉強部屋を奪われた子どもたちに、学びの場を

放課後に通う小学生から高校生までに、英語や数学などの学習を指導しています。スクール形式の集団授業や個別指導などのほか、自習室も開放。狭い仮設住宅で暮らすなど、落ち着いて勉強する場所がない子どもたちに、集中して勉強する環境を提供しています。

女川向学館でのスクール形式の集団授業

大槌臨学舎の自習室での勉強風景


居場所を失った子どもたちの、心のケアも

コラボ・スクールは、震災で傷つきストレスにさらされた子どもたちが、安心して集まれる「居場所」としての支援機能も担っています。彼らを見守るボランティアや職員などスタッフは、子どもたちの様子がおかしいときは声をかけたり、震災後の悩みの相談相手となったりしました。少し年上の先輩との「ナナメの関係」にもとづく対話が、子どもたちにとって将来を考えるきっかけとなった例も多くあります。

女川の学生とスタッフ

後輩の相談に乗る大槌の生徒


子どもたちを、「復興の担い手」として育てていく

震災直後の「緊急支援」の役割を終えつつあるなか、注力するのは、子どもたちを「復興の担い手」として育てていくことです。子どもたちがグローバルな視野で未来を思い描くための英会話やキャリア学習を実施。「町の復興のため、私たちも何かしたい!」想いを抱き始めた子どもたちが一歩を踏み出す支援をするためのプロジェクト型学習も取り入れています。未来の復興を支える社会のリーダーを、そして10年後の日本にイノベーションを起こす人材を、東北の地から輩出することを目指しています。

ワークショップ形式の授業

Skypeで英会話の授業を受ける生徒


地域みんなで「コラボ」して、子どもたちを支える

コラボ・スクールが大切にしたのは、さまざまな立場の方々とのコラボレーションです。町役場や教育委員会とも協働して、小中学校とも連携をとりカリキュラムを設計しています。 被災して失業した元塾講師たちも教壇に立つなど、地元の方々も雇用。保護者も、受験生の食事づくりやお守り製作などで学校運営に参加いただいています。 全国・海外から駆けつけたボランティア・職員や、遠くから見守る寄付者の皆様とも力を合わせて、それぞれが組織や役割を超えて、協力しながら子どもたちの学習環境を創り上げました。

> 「これまでの成果」を見る
余震の不安と不自由な環境の中、
支援を必要とする子どもたちがいます。
【説明会実施中!】地域の教育課題にとことん向き合う1年間 『実践型教育インターン』

熊本地震で甚大な被害を受けた益城町には、余震の不安と不自由な環境での生活のため十分に勉強できず、心に大きな負担を抱える子どもたちがいます。将来をあきらめることなく、未来を切り拓いていけるように。あなたのご支援をお待ちしています。

活動場所は、宮城県女川町・岩手県大槌町、福島県双葉郡、島根県雲南市、熊本県益城町。地方を舞台に自分自身を成長させたい方、募集しています。