初めまして、マイプロジェクトメンバーの釜石望鈴です。趣味は写真で、町の様子や風景、花など撮っています。
津波で流された笑顔を取り戻す!
~100人Photosプロジェクト~
「津波で多くの人の写真が流されてしまった。自分が100人分の写真を撮り、フォトブックにして渡すことで、町の人達に笑顔の輪を広げたい。」
写真に詰まった思い出も全部、津波が流し去ってしまった。
町の人が「津波で何もかも流されてしまった。せめて写真一枚でも見つからないかな。」と探し歩いていたという話を聞き、写真には大切な思い出がいっぱい詰まっていることを感じました。また、自分が撮った写真を渡しに、撮らせていただいた方のところに伺ったとき、「津波で写真がほとんど流されたから、これからまたアルバムを買って写真をためていこうかな。」と言われて、その人にとって自分が震災後の思い出の1ページのきっかけになれたことを嬉しく思いました。
地域のおばあちゃんの笑顔が周りをまた笑顔にする。
このプロジェクトは、震災後にそれぞれの写真への思いを知り、自分が写真を撮ってみなにプレゼントしたいと思ったことがきっかけでした。また、頑張っている人や笑顔の写真を見ると、その写真を見る人たちも笑顔になると思います。こんな風に町のなかで笑顔の輪が増えていってほしいという願いから、このプロジェクトに取り組もうと決めました。
津波に流された笑顔の思い出を取り戻す
このプロジェクトを通じて私は大槌町の人々を少しでも笑顔にしたいです。津波で大切な思い出である写真が流されてしまった人たちが多くいます。自分が写真を撮ることで、流された分の笑顔の写真を取り戻したいと思っています。
写真は仮設商店街などのお店、仮設住宅、多くの人が集まるイベントなどに行き、撮影させていただいています。町民の方だけではなく、大槌町に携わっている方、ボランティアの方々の写真も合わせて撮ります。撮った写真は素敵なフォトブックにまとめてプレゼントしたいと思っています。目標は100人、現在約80人の方の写真を撮らせていただきました。
人を撮る楽しさに魅了された。次は自分が皆を笑顔にする。
私はもともと、花や海などの風景の写真を撮ることの方が好きでした。しかし、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんとの出会いから参加した、菜津紀さん主催のカンボジアでのスタディツアーなどを通じて、人の写真を撮ることの楽しさを知りました。
笑顔の写真、人を撮るとき、撮っている私も笑顔になり、その写真を見る方も笑顔になったり、写真から何かを感じる。私はそう思います。見た後に心が温かくなるような、人々が笑顔になれるような、そんな写真で素敵なフォトブックを作りたいです。写真を撮らせていただく中で、震災のこと、今の生活のことなどを、みなさんがたくさん話してくださったり、「頑張ってね」と声をかけてくれます。それはすごく嬉しくて、最後まで頑張るぞ!という思いを強くします。
フォトブックは、写真を撮らせていただいた方々へ感謝の思いも込めてプレゼントします。目標達成後は、町外の人にもフォトブックを配り笑顔の輪を広げたいです。
プロジェクトを実現し、地域のみなに笑顔の輪を広げるために、皆様のご支援が必要です。どうか、ご協力をよろしくお願い致します。
このプロジェクトは4月9日をもって寄付受付を完了しました。皆様の温かいご支援、ありがとうございます。 なお、「高校生MyProject」を進めるためのプロジェクト学習全般への寄付は、募集を継続しております。プロジェクト学習の趣旨にご賛同いただいた方は、ぜひご支援をお願いいたします。
ご支援をいただいた方は、ぜひメッセージをお願いいたします
- 釜石 望鈴
- コラボ・スクール大槌臨学舎
- マイプロジェクトメンバー
プロジェクトの目標額
380,000円
116%
- 現在の寄付額
- 441,000円
- 支援頂いた人数
- 92人
- 募集期間
- 残り0日
このプロジェクトは4月9日をもって寄付受付を完了しました。皆様の温かいご支援、ありがとうございます。 なお、「高校生MyProject」を進めるためのプロジェクト学習全般への寄付は、募集を継続しております。プロジェクト学習の趣旨にご賛同いただいた方は、ぜひご支援をお願いいたします。
想定している支出
- フォトブック印刷
- 340,000円
- 写真プリント
- 10,000円
- 諸経費
- 30,000円
- 合計
- 380,000円
達成目標
4月までに、大槌町内の方100名の笑顔を撮影してフォトブックを作成し、撮影した方々に配布します。