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【緊急募集】教務スタッフの追加募集について

2013.2.13

私たちとともに、地域とともに、東北の現場で汗をかき、
放課後の子どもたちの”学びの場”を作り、”居場所”を支える仲間を募集します。
被災地の子どもたちと向き合う意志を持った方の応募をお待ちしています。

<求める人物像>
教員としてのキャリアを活かした仕事をしたい方
『いつかは学校に戻りたいと思っているが、学校以外の環境で経験を積みたい』
『オリジナルな授業を設計&実践してみたい』
『志を持った仲間と切磋琢磨しながら働きたい』

学校の先生を目指している方
『次年度以降の教員採用試験を目指して経験を積みたい』
『教員免許は取得したが、学校で働いた経験はない』
『民間企業で働いていたが、教員になるために退職を考えている』

東北で子どもたちと向き合い、
学びの場を創り上げるプロセスが貴方を成長させます。
貴方が活躍する舞台がここにはあります。

<実際に行う業務について>
・クラスの担任として自分のクラスを受け持ちます。
・具体的には2時間の授業を週に6~8コマ担当します。
・英語、数学の基礎学力の定着に重きを置いた授業を設計、実践します。

<成長へのサポート>
・3ヶ月に1回の目標面談
自身のキャリアと、組織のミッションを照らし合わせながら3ヶ月毎に目標設定を行います。
上長と設定した目標の振り返りを行います。達成の可否を振り返り、成長への一歩をサポートします。
・仲間と高め合う
同僚のスタッフに、授業を見学してもらいアドバイスを貰います。
通常の教育現場では年に数回実施されている教員による相互授業参観を、日々実施しています。
授業へのアドバイスをお互いにし合う風土(※フィードバック)があります。
自ら同僚へフィードバックをすることが、自分自身の成長に繋がります。
・月に1度の研修
1ヶ月に1度を目安に、スタッフ向け研修を実施しています。
【最近の事例】東北で働く現役中学校教員を招いての勉強会
スタッフを相手にプレゼンテーションの練習

<募集要項>

・待遇
勤務地 宮城県女川町または岩手県大槌町            
勤務時間 13:00〜22:00                
雇用形態 正職員 
原則、同じ条件で2年間の継続雇用(継続雇用の可能性あり)  
※試用期間:3ヶ月  
※シェアハウスの提供有り、正職員には1人1部屋の個室用意有り 
給与 200,000円~(試用期間は150,000円)
※但し、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定   
待遇・福利厚生 健康保険、厚生年金保険、雇用保険有り
※一人暮らし手当有り:3万円   
休日休暇 週休2日、夏期・年末年始 
応募資格 高卒以上(新卒、第二新卒ともに受け付けます)
募集期間 応募の詳細は応募プロセスページをご覧ください。            
採用予定人数 2名                  
・詳細について
応募の詳細は応募プロセスページをご覧ください。
<現地で働く職員の声>
いま、子どもたちはいつも笑顔で、がんばっています。だから私もここでがんばっています。
東北復興事業部
女川向学館
義川智子

長期でかかわれる東北支援活動を探しているとき、偶然に出会いました。
私はこの年の夏に小学校の教員採用試験を受けようとしていたので、
教育に携わることのできるボランティア活動は願ってもいないチャンスでした。
春に1カ月間ボランティアスタッフとして活動したあと、スタッフとして採用してほしいということを申し出ました。
コラボ・スクールが教育について学び、考える「場」として魅力があったからです。
女川向学館ではNPOカタリバのスタッフ以外に、現地(女川町)の人たちが働いています。

ここでの活動は毎日のように発見と学びがあります。
NPOカタリバのスタッフの行動指針である「カタリバの約束」のひとつに【『相手のために何ができるのか』を本気で考え抜こう。
自分たちを待つ“誰か”のために、全力を尽くそう。】というものがあります。
これは私が教師を目指すことを決めた理由とリンクしており、常々考えていることです。

私は2013年4月から京都の小学校で働くことが決まっています。
ここで経験したこと、そこから学んだことや考えたことを、京都の子どもたちや周りの人に伝えていくという役割があります。
それがこれからの私がすべき被災地支援です。

いま、子どもたちはいつも笑顔で、がんばっています。
自分自身にできることを模索し、取り組んでもいます。
だから、私もここでがんばっています。

「教える」ということを通しながら、日々学び、生徒とともに成長できるよう取り組んでいます。
東北復興事業部
大槌臨学舎
加賀大資

彼らの人生において、自分が先生としてできることはほんのわずかなことかもしれません。
当初は2ヶ月のボランティアで活動を終える予定でした。
しかし、日々子どもたちと接している中で大槌の子どもたちの素直さ・熱心さ・強さに心をうたれ正職員として働く決意をしました。

常に「この生徒のために」「生徒にとって何が大切なのか」と考え、日々生徒と向き合っています。
「教える」ということを通しながら、日々学び、生徒とともに成長できるよう取り組んでいます。

今の自分たちのアクションが、生徒にとって「必要なこと」であるという確信と誇りを持っています。
それ故の「自分たちの責任」は強く感じ、それを果たすために日々努力を重ねています。
大変なこともありますが、生徒の表情や成長から「達成感」「充実感」を感じながら、日々の仕事に邁進しています。

女川町の子どもたちと、未来を創る
東北復興事業部
女川向学館
諸戸彩乃

”実は私自身は、小学校1年〜高校3年生まで仙台に住んでいましたので、東北のことは、ずっと気になっていました。
何もかもなくなってしまった場所だからこそ、新しいビジネスモデルや革新的な動きが生まれるのではないかという気持ちもあり、
実際に今どんな動きが東北で起きているのかを知りたいと思って、2月のETICのマッチングフェアに参加しました。
そこで、代表の今村のプレゼンテーションを聞いて、「私と同じ考え方をしている人がいる。私はここで仕事しよう」と思ったんですね。

午前中は授業準備や、授業以外の高校生とのプロジェクト等を始めとする複数案件の準備や設計をしています。
15時半からスタッフ全体の定例ミーティングをおこない、その後が授業です。
現在は、小学校1〜4年生11人の授業と、中学校3年生の社会を週に4コマ担当しています。小学生は、とにかく元気なクラスですね。

向学館は、2011年7月に正式に開校して以来、走りながら考えて運営してきました。
私たちらしいやり方が少しずつ見えてきている中で、5年後や10年後、
女川町のためにリーダーシップを発揮していく人材を輩出するための教育が必要だなと思っています。
地域コミュニティについて扱う時間を学びに組み込んで、子どもたちが町に関わっていく教育プログラムを考えたいです。”

【「みちのく仕事」〜知る、見る、はじめる。あたらしい東北の仕事〜】より
http://michinokushigoto.jp/archives/5813
(2013.2.8)