【高校生レポート】木碑の建設開始!!
こんにちは、黒沢菜緒佳です。
3月2日は、木碑を建てるために必要な土台を作成しました。
木碑はコンクリートの土台の上に建てることにしたのでこの作業はとても大切です。
企画者の優作さんの主旨に賛同し、全面的に協力してくれている岩間建設さんが
今回の土台制作をしてくれました。
木碑はこの場所に建てます。
なぜここに建てるかというと、
「津波がここまで来たよ」ということを知らせるためと、
道の角にあるのでたくさんの人が目にすると考えたからです。
前の日から岩間建設さんが囲いを作るなどの準備を
しておいてくださいました。
優作さんは、岩間さんから本日の作業の説明を聞いています。
コンクリートの量は、だいたいトラック一台分。
厚さ約20センチほど積んであります。
そのコンクリートを岩間建設の作業員の方が3人がかりで流し込みました。
スコップなどを巧みに使いこなし作業を進めていてとても驚きました。
さすが、プロですね^^
初めて間近で見る作業に感激していると、
なんと、優作さんと郁実さんと私の3人も
作業を手伝わせていただけることになりました!
優作さんは、コンクリートを流し込む際に入ってしまう空気を
長いホースでつぶす作業をしました。
ホースが重くとても大変だったそうです。
郁実さんと私は、ヘラを使ってコンクリート均しをしました。
きれいに均すのはとても難しかったです。
木碑が建つために必要不可欠な土台の制作に参加でき、とても嬉しかったです。
約1時間の作業を終えて、ついにコンクリートの流し込みが終了しました!
あとは、固まるのを待つだけなので、完成が楽しみです^^
作業が終わった後、安渡古学校地区の小国忠義さんと
今後のスケジュールの確認をしました。
11日に間に合うように、計画を立て直しました。
今回、土台制作のために岩間建設さんにお世話になりました。
その他にも、木材を加工してくれる方、木材に字を掘って下さる方など
たくさんの方々に支えられ、準備を進めています。
協力してくださった方々に感謝の気持ちを忘れず、
これからもがんばっていきたいと思います。
11日まで残り8日となりました。
土台を作ることにより、さらに完成へと近づくことができてとても嬉しいです。
これから、木碑に文字を彫っていただいたり、墨で塗ったりとたくさんの作業が
ありますが、企業の方々や古学校住民の方々と協力し合って、
良い木碑が作れたらいいなと思います!
そして、皆さんの心にずっと残ってもらえるような木碑が出来上がってほしいと
心から思いました。