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英語の授業…Recitationって?

2013.8.28

今日はお盆期間中の大槌臨学舎の授業風景をお伝えしたいと思います。

今回のブログを担当するのは、臨学舎でお手伝いをしている吉田美涼です。

8月14日、この日は中3発展クラスの英語の授業がありました。
朝から日差しが強く、プレハブ校舎は
扇風機4台をまわしても暑い暑い…サウナ状態です。  
それでも多くの生徒が授業に来てくれ、先生方は大喜び(笑)   
私はこの授業に学習サポーターとして参加しました。

授業では、夏休み明けに実施される整理テストの対策ということで、
Recitation(レシテーション)の授業を行いました。
Recitationとは、英語の文章をまるごと覚えることで、
英語の文構造や単語の並びを覚えてしまえる素晴らしい授業です。
  
まずは、自分で英文を読んで小問に答える作業。

暑い中頭をフル回転するのはとっても大変。

次にペアになって交互に文章を読む作業。

友だちと競いながら読みあうのは意外とおもしろい!

そのあとは、各自練習をしてから暗唱のテストと
何も見ずに文章を書く暗記のテストをします。

Recitationでは、文章を読むだけでなく、
何度も 読んで 書いて 暗唱し 暗記する 作業をするので、
テストのときに「あっ、この文章見たことある!」と思い出すことができ、
その前後の文章が頭の中にぱっと浮かんだり、
少し単語が変わっても体が文章のリズムを記憶していて、
問題が解けちゃうのでとっても効果的な授業です。

私がなぜこんなにRecitation推しなのかというと
私自身が昨年度ここ大槌臨学舎でRecitationの授業を受けて、
受験を成功させた経験があるからです。   
実は私は、現役高校1年生です。今は内陸の高校に通っています。
お盆で大槌に帰省している間、「少しでも臨学舎の役に立ちたい!」と思い、
短期間ですがお手伝いをしています。

お手伝いしている中で、生徒として通っている時には
わからなかった先生方の苦労を改めて実感しています。

例えば、今校舎として使っている上町ふれあいセンターはあくまでも借り物。
使った後は先生全員でぴかぴかの状態にしています。
また、いつも生徒の健康安全を最優先に考え、熱中症対策をおこなったり、
生徒の出席管理も怠りません。授業の他に、
自習室も開放しているので、朝から晩まで大変です。
臨学舎の先生方は本当に毎日忙しいっ

今回の体験を通して、とてもたくさんのことを学び、
自分自身大きく成長できたと思います。

自分の考えを相手に伝えることがすごく難しいのと同様に、
問題の解き方を生徒にわかりやすく教えることは非常に難しいです。
今回授業に入ってみて、生徒のみんなに上手に教えることができなくて、
悔しい思いをしました。

相手に教えるということがどれほど難しいか、
痛感したので、これからは「この先生の教え方上手じゃないな~」なんて
絶対に思わないようにしようと心に決めました(笑)

臨学舎でとっても素敵な夏休みを過ごすことができました。

臨学舎に関わっているすべての皆さんに感謝の言葉を贈ります。
本当にありがとうございました。

そして、拙い文章を読んでくれた方々、本当にありがとうございます。
冬頃にまた臨学舎のブログに登場させていただく予定ですので、
そのときはまたぜひ読んでください!