安心して学ぶことができる場を失った
子どもたちが、被災地には残されています。
「震災があったから、夢をあきらめた…」
「教育の機会に恵まれず、未来を思い描けなかった」
こうした悔しさは抱いてほしくないと、
支援に立ち上がったのがコラボ・スクールです。
最新のお知らせ
すべてのお知らせを見る2021.3.25 | 「震災を風化させない」2度目の建て替え、震災木碑プロジェクト。 | |
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2021.4.02 | これまでの10年間ありがとう~向学館旧校舎への感謝式~ | |
2021.3.09 | 旧寺野校舎解体 ~旧校舎お別れ動画~ | |
2021.3.08 | あの日から10年~仮設住宅の前で勉強をしていた少年の今~ | |
2021.2.26 | 受験シーズン到来~9年生を見守るスタッフにインタビュー~ |
被災地の放課後学校「コラボ・スクール」とは
勉強部屋を奪われた子どもに、
安心して学べる場を

津波で家が流されて、狭い仮設住宅で暮らし、落ち着いて学ぶ場所を失った子どもたちが、被災地には数多く残されています。これまでの5年間で、のべ1,700名の小学生から高校生へ、放課後に学習を指導。安心して過ごせる居場所をつくることで、震災後のストレスへの心のケアも担っています。
宮城・岩手・福島・熊本で
長期的に復興を支援

2011年、東日本大震災による被害が特に激 しかった、宮城県女川町と岩手県大槌町に 設立しました。2016年には熊本大震災で被 害を受けた熊本県益城町、2017年は福島県 広野町でも活動を始めました。行政や学校と 連携し、全国から集まったボランティアや遠く から見守る寄付者の皆様とも「コラボ」して、 子どもたちを支えます。
東北の復興を担う
未来のリーダーを育てる

「震災というつらく悲しい試練を乗り越えた子は、誰よりも強く優しくなれるはず」という想いから、未来の復興を担うリーダーの輩出を目指しています。「町の復興のために、私たちも今できることをしたい!」など被災後に希望の芽生えた子どもたちを、キャリア学習やプロジェクト型学習なども通じて支援しています。
運営団体
コラボ・スクールは、認定NPO法人カタリバが運営しています。私たちは、2001年の設立以来、主に高校生へのキャリア学習支援を行ってきた教育NPOです。「被災した子どもたちが安心して学べる場をつくることで、これからの東北復興を担うリーダーを育てたい」という想いから、2011年7月にコラボ・スクールを設立しました。
復興教育への想いに共感した全国の方々から、寄付金や募金、ボランティアで支援をいただくとともに、行政や学校などと協働しながら、被災した地域全体で子どもたちを支えています。