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国内留学 in Tokyo

2014.9.03

英会話プログラムを受講する中学生を対象に、「英語を通して広がる人とのつながり」を体感してもらおうと東京で「国内留学プログラム」と題した研修を行っています。

 

生徒たちは、外国人家庭で4日間ホームステイをしながら、

日中はアメリカに本拠地をもつテンプル大学で英語の授業を受けます。

 

8/16(土)夜行バスで出発。家族の見送りのもと、少し興奮気味の様子。
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8/17(日)東京の人の多さに驚きつつ、ホストファミリーといよいよ、顔合わせです。

今回ホストファミリーになってくださったのは、モルガン・スタンレーで働くEnglish speakerの家族のみなさま。色々な国籍の方と一同に会する機会は、生徒たちにとって初めての体験です。

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国際交流のプロCISVのメンバー進行のもと、英語で自己紹介やジェスチャーゲームで楽しくアイスブレイク。

そして、ホストファミリーに自分の町の魅力について伝える英語プレゼンも行いました。

女川町でよく食べられる秋刀魚のおいしさを紹介する生徒や、自分たち中学校の先輩がつくった「いのちの石碑」についてプレゼンをする生徒もいました。

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この後は、いよいよ各ホストファミリーに迎え入れられ、英語のみの生活がスタートしました。

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翌日の生徒たちの声は、

「もっとリアクションをとって会話するのが必要!」

「英語が何を言ってるか、もうI don’t know」

「自分からホームステイ先の人と話せていないから、自分から話せるようになりたい」

など、相手をもっと知りたいという気持ちが生まれているようです。

英語で人と通じ合えた!が自信に、

英語で話せなかった!が次のモチベーションになるように、期待しています。

 

二日目となる8/18(月)、初めて大学に、それもアメリカのテンプル大学(麻布校舎)に足を踏み入れました!

オリエンテーションは英語からスタート。様々な国籍の外国人英語講師と、エネルギッシュな外国人学生スタッフに迎え入れられ、首都圏の中学生約120名と混合のクラスで学びます。

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それぞれの英語レベル別に分かれ、15人の少人数クラスです。

テンプル大学では、読み、書く、聞く、話すという4技能を学びます。

初日が終わった後、生徒たちはなんだかグッタリ。。。。濃い時間を過ごし、たくさんの学びと悔しい思いをしたようです。

 

「休み時間、一人とも話せなかった・・・」

「東京の中学生が英語ペラペラでした!」

「○○さんのジェスチャーや人を楽しませる行動がすごいと思いました」

「○○くんが進んで発言したところがよかった」

「少し聞く力がよくなったと思う」

それぞれに様々な刺激を受けていました。

これから3日間、生徒はどんな成長を見せるか楽しみです。

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そして、授業後は、2か月前に特別授業の講師を務めてくださった、三井物産の社員のみなさんと再会する場面もありました。初めての英語を使って働く現場に、生徒たちも緊張気味でしたが、特に世界中とやり取りする為替を扱う仕事現場に生徒たちは興味津々。

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「何台もパソコンを置きながら、為替という仕事をしていてすごいと思った」

「とても(ビルが)大きかったし、きれいなのに、古いと聞いてびっくりした。」

「三井物産のオフィスに地図があふれていた」

「停電時にどうするかという質問を○○ちゃんがしていたのがよかった」といった友だちの質問や受け答えを刺激にしている生徒もいました。

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今、必死で身に付けようとしている英語というツール。

英語を使って働く大人たちとの出会いを通して、自分のなりたい大人像を描いていってほしいと思います。