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被災地の教育現場の記事一覧

あの日から10年~仮設住宅の前で勉強をしていた少年の今~

「被災地に子どもたちの居場所を作ろう」と2011年の7月に女川向学館は設立されました。 仮設住宅の前で勉強をしていた少年の姿は、コラボ・スクール女川向学館の原点です。 東日本大震災から10年。女川向学館の前にあった仮設住...

「あの日のことを書いてごらん」~敏郎先生の震災と復興の授業~

東日本大震災から9年と6か月が経ちました。 先日、元女川第一中学校教諭の佐藤敏郎先生による、「いのち・ふるさと・みらいの授業」を行いました。 この授業は、震災当時4歳だった中学2年生を対象に、震災と復興について考える授業...

女川で子どもたちの成長を見守ってきたスタッフの卒業

出会いと別れの季節の春が女川町にもやってきました。 今回はこの春に向学館を旅立ったあるスタッフを紹介します。 彼女は2016年から女川向学館にスタッフとして参画し、3年の月日を女川で過ごしました。高校教員、青年海外協力隊...

大切な居場所を、夢を叶える場所へ~震災当時小学1年生だった子どもたちの挑戦~

ついこの間まで雪がちらついた宮城県女川町も、梅の花が咲く暖かさになりました。 新型コロナウイルスの休校措置により、女川向学館もオンライン開校となっていますが、 オンライン上の教室には、今日も子どもたちが学びを求めて自主的...

オンライン女川向学館 開校!

新型コロナウイルス感染拡大防止の措置で3月2日からの女川の小中学校が休校になったことと同様に、女川向学館も感染防止措置を取らざるを得ない状況となりました。女川向学館では子どもたちが集まっての授業・自習室は2月29日から休...

女川へ9年間通い続ける 国語教師の物語 ~高校受験に立ち向かう生徒たちへ~

いよいよ高校入試も来月に迫り、受験モード真っ只中の中学3年生。 そんな中学3年生の元へ、今年も心強い味方がやってきてくださいました。 関西の塾で国語を指導されている「水津 勝朗先生」です。 東日本大震災後に立ち上がった女...

子どもたちが創る「向学館の今日の授業」~中学1年生とインターン生の奮闘~

宮城県女川町にある女川向学館では、子どもたちが冬休み期間中も元気に登校しています。新しい年を迎えて、久しぶりに向学館へ顔を出した子どもたちは、楽しそうに冬休みの思い出を語ってくれました。 今回は、女川向学館に通う中学1年...

被災地・女川で芽吹く小学生のチャレンジストーリー ~挑戦への第一歩~

 つい先日まで半袖半ズボンで向学館へ登校していた小学生の子どもたちも、マフラーや手袋で肌をしっかり隠し白い息を切らしながら校舎に入る、肌寒い季節となりました。女川町でも、最低気温が氷点下となる日が続くようになっています。...

被災地の教育現場シリーズ2~「向学館はいつでも帰って来れる私の大切な場所」~

お待たせしました。前回予告した通り、佐藤敏郎先生と女川の高校3年生の対談をご紹介します。 第1回目は、こちらの彼女です。 ・・・・・・・・・・・・・・ 彼女が生まれ育ったのは女川の小さな浜、尾浦。美しかった集落は津波で何...

被災地の教育現場シリーズ2「3.11を無駄にしない」~私を突き動かす想い~

今回は女川町で長く教員として活躍されてきた佐藤敏郎先生から見た女川町の今をお伝えします。以前連載し、反響の大きかった「被災地の教育現場シリーズ」の第2弾として、今後定期的に更新していきますので、ご覧ください。 ■ それは...