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Young Americansと歌ってま・な・ぶ!

2014.11.12

ヤングアメリカンズが向学館にもやって来てくれました!
教育と音楽公演が活動の二本柱であるアメリカの非営利活動団体のヤングアメリカンズは、歌やダンスのワークショップを通して自分を表現することや、みんなでひとつのことを作り上げる楽しさ、素晴らしさを伝えています。
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生徒はガチガチな緊張の様子の授業始め。ヤングアメリカンズのキャストたちが階段から駆け降りてきて、生徒をひっぱって会場に迎えます。
初っ端からキャスト一人ひとりによる感動的なソロとダンスが披露されます。
生徒は「何が起こっているのか・・・」という驚きそのままに、笑みがこぼれる子、口をあけたまま無表情になっている子もいます。
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でも、キャストの「一緒に歌おうよ」という声掛けと笑顔に誘われて、場はほぐれていきます。
英語では十分に通じ合えなくても、歌とダンスでどんどん引き込まれていっている様子です。
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中盤は、みんなで「Waになっておどろう」のコーラスに取り組みます。キャストが日本語で歌い出すと、生徒もだんだんと口ずさみ始めます。生徒が声を出す度に、キャストたちは、拍手を送ってくれます。
そしてなんと、4名の生徒がソロパートにも挑戦!なかにはラップパートを任される男子生徒もいます。

みんなはにかみながらも、ソロも含めて歌いあげました!
生徒は歌って、リズムに合わせるということを純粋に楽しんでいました。
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最後は、キャストから今日一緒に過ごせた感謝の気持ちを込めた「世界で一つだけの花」のコーラスのプレゼント。
“君に会えて一緒に歌えて、楽しかったよ”という感謝の言葉をいただきました。
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カタリバは、親や先生と生徒の“縦の関係”に対して、ちょっと年上のお兄さん・お姉さんと生徒との関係を“ナナメの関係”と呼んでいます。そんな憧れを抱きやすい存在から学ぶ、歌と体を使う表現の魅力、誰かが挑戦したらそれを応援する姿勢、そして感謝の気持ちを表すこと。

人は変わる時、成長する時、そこにはきっと何かしらのきっかけがあります。
向学館では生徒の日々をサポートしていますが、こうしたきっかけづくりにも取り組んでいます。

ヤングアメリカンズのみなさん、海外から遥々貴重なきっかけを届けてくださりありがとうございました!

 
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ヤングアメリカンズの東北ツアーはゴールドマン・サックスさまの全面的支援によって運営されています。
また、ゴールドマン・サックスさまからは、女川向学館の自習室の設置や、移動用車両のご支援もいただいております。
多くの皆さまのサポートにより、子どもたちに学びの機会を届けることができましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。