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「いつかこの町のために働きたい」~被災地の高校生の決意

2018.8.10

宮城県女川町にてカタリバが運営する、被災地の放課後学校コラボ・スクール女川向学館も夏真っ盛り!
今月は8月上旬に行われた高校生向けの企画についてレポートします。
「久しぶりにみんなで集まろう!」
向学館のスタッフの声がけで、この日は約20名の高校生が集合しました。
女川を知るというテーマで、前半は女川の施設をお借りしBBQ

高校生になってぐっと大人っぽくなった子どもたちにスタッフも驚きます。

「高校では剣道部に入ったんだけど、毎日充実してるよ」
「今日会ったら、報告しようと思ってたんだけど、意外と高校での成績いいんだよ」

あちらこちらから嬉しそうな笑い声と共に色んな報告が聞こえてきます。

お腹がいっぱいになったところで、場所をかえて第2部スタート。
第2部は女川で働く大人をゲストにお呼びして、女川町とそこで働く大人について知る企画です。
今の高校生は震災当時小学生、震災前の女川についてしっかりと記憶が残っている最後の世代かもしれません。
「震災前のあの女川が好きだった」
「新しい町にまだ愛着はもてない」
そんなふうに話す子も少なくありません。
まずは、この町がどうして今のように再建されたのかお話を聞きました。

「ただ、町を鮮やかにしているだけだと思っていたけど、たくさんの人が考えて今の女川の町が作られたと初めて知った」
「今まで考えてなかったけど、昔の女川と今の女川の違いを知れて良かった」
「やっぱり女川はすごい!女川が大好きだなと改めて思った」

この町にずっと住んでいるけど実は知らなかった、たくさんの人の想いを知ることが出来て、子どもたちはたくさんの刺激をもらったようです。

次は、企業の方による、プレゼンを聞きます。
なぜ、この町で働いているのか
震災当時、どんな思いだったのか
働いている大人の本音

真剣に語ってくれる大人たちから高校生はたくさんの刺激をもらいました。


「大人はみんなちゃんとしていると思っていたけど、自分たちと同じように悩みながら頑張っていることが分かって、勇気をもらった」
「自分がしたいと思ったことは、後々、自分の背中を支えてくれるんだなと分かった」
「いつか自分も女川に貢献できるようなことをしていきたい」

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女川について知る1日、この町について知っていく中で初めて知った大人の想い。
たくさんの人の想いに触れることでこの町がさらに好きなりました。
数年後、今の高校生たちが大人になった時、どんなふうにこの町を見て、どんなふうに自分の言葉で女川について語るのでしょうか。

さあ、東北の短い夏も終わりが近づいてきました。秋に向けてみんなでがんばっぺし!

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活動場所は、宮城県女川町・岩手県大槌町、福島県双葉郡、島根県雲南市、熊本県益城町、東京都足立区、東京都杉並区。子ども、地域、自分ととことん向き合い成長したい方、募集しています。