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Skype特別講座開講!

2013.7.31

先日、MyProject活動に参加している高校生と中学生向けに、
Skypeを使った特別講座が開講されました。

先生はBurberry Japanの社員の皆さん。

プレゼンの作り方や、プロジェクトの進め方を教えて頂きました。

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100人Photosプロジェクトの望鈴さんは、写真展でのトークショーで、
自分のプロジェクトについて話をする予定。

大勢の人の前でのプレゼン経験も少なく、
どうやって話す内容を作っていったらいいのか分からない状況でした。

そこで、プレゼン経験が抱負な山本さんから
レクチャーいただくことに。

当日は、同じくMyProjectメンバーの吉田くんも参加しました。

Skype講座の中で繰り返し聞かれたのが、
聞いている人に『一番伝えたいメッセージはなにか?』ということ。

「大槌町がどんな町かを知ってもらうことで、何を伝えたいのか?」

「プロジェクトの説明を通して、お客さんに何を一番知って欲しいか?」

プレゼンテーションというと、形式に囚われがちだけど、
一番大切なことは「何を伝えたいか?」を明確にすること。
それさえ明確になれば、あとはキーワードと、
よりイメージを伝えるための写真や絵があれば十分ということ。

講座中、山本さんの質問に答えが詰まることも何度かありましたが、
終了後には、「少し難しかったけれど、
まだまだ考えることが足りないということがわかった。
もう一度何を伝えたいかを考えて、当日まで練り直します!」
と、講座が始まる前の不安そうな表情が消え、
前向きな姿勢になっていました。

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そしてもう一つの講座の参加者は、
OECD東北スクールという取り組みに参加している
中学3年生の李乃葵さんと雄太くんの2名。

OECD東北スクールは、岩手・宮城・福島の中高生100名が
2014年夏にフランス・パリに行き、
東北をアピールするイベントを行うというプロジェクトです。
参加している15地域それぞれが、地域をアピールするイベントを企画しています。
詳しくはこちらをご覧下さい。

大槌チームは「写真展」を行います。
震災直後〜復旧期〜復興期〜未来を表す写真と、
町の人たちへのインタビュー映像で、
復興に向かっている姿を表現します。

今回の講座では、インタビュー企画の進め方を、
中村さんに教えてもらいました。

まず、今日何を決めたいかを確認します。

中村さんからの質問に答えて行く形で
少しずつ企画の内容を明確にしていきます。

『そもそもこのインタビューを撮ることで、
何を伝えたいんだっけ?』

『パリの人や世界中の人たちに、
震災を人ごとだと思って欲しくない。』

『パリや世界中のどんな人たちに人ごとだと思ってほしくないの?』

『いろんな世代の人。』

『だったら、インタビューもいろんな世代にしたほうがいいかも。
同じ世代の人の話だったらより身近に感じられるよね。』

中村さんとの会話の中で少しずつ2人も自分たちが企画したい内容が
クリアになってきたようです。

終了間際には、「次はいつできますか?」という質問も。

2人にとっては、とても有意義な時間だったようです。

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今回、この2つの講座では、普段接している私たちスタッフとは
違う経験やスキルを持った2名の社員の方々と触れ合うことで、
生徒たちはより広い視点を持てたように思います。

これからも、様々な方々とコラボレーションしていきながら、
生徒たちに様々な機会を提供していきたいと思っています。

今回、ご協力いただいたBurberry Japanの
山本さま、中村さま、貴重な機会をありがとうございました!

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なお、望鈴さんのトークショー当日の様子は以下からご覧いただけます。
USTREAM『釜石望鈴 写真展 釜石望鈴×安田菜津紀ギャラリートーク』
*プレゼンは、19分20秒頃から始まります。