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【大槌町を英語でガイド】イスラエル・パレスチナの方々へ被災地を案内しました。

2015.9.03

2015年8月1日、今年度初となる英語での大槌ツアーを開催しました!

お相手は、イスラエルとパレスチナから来た11名の方々。

今回のツアーは、聖地の子どもを支える会の皆さんから声をかけていただきました。イスラエルとパレスチナという紛争と対立が続く国から来た若者に、被災地の現状を知ってもらい、地域の方との交流を通して、いのちの大切さや平和への理解を深めてほしいという目的で企画されています。

元々住んでいた場所に住めなくなり、家族を失う苦しみと悲しみを負っている彼らの状況は、被災地と重なる部分があるかもしれないと、2011年から毎年開催しており、今回で5回目だそうです。
臨学舎で英語ツアーを開催していることを知って、同世代から町の現状を紹介してもらいたいと、声をかけてくださいました。

当日は、臨学舎に通う中学生も初めてツアーに挑戦しました。まずは臨学舎の校舎でアイスブレイクから始めました。

緊張して固まっていた生徒たちも、自己紹介ゲームを通し、勇気を出してどんどん話しかけます。

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小グループに分かれてバスに乗り込み大槌ツアーへ。

町のシンボルでもある蓬莱島を訪れたときの一コマ。

「津波で、灯台も堤防も全て壊されてしまいました。」

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「でも昨年、全国からの支援により、蓬莱島は本来の姿を取り戻しました!」

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震災の爪痕がまだ大きく残る町を見渡すことのできる城山も案内しました。

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難しい単語も含まれたガイド原稿を何度も何度も読んで一生懸命練習してきた生徒たち。あきらめずに練習した成果を発揮しました。

ツアーが進むにつれどんどん打ち解けていく生徒たち。

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ツアー後はお互いの宝物について語るワークショップを開催。

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友達からもらったメッセージカードを見せたり、家族の写真を見せ合って紹介しました。

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最後は日本文化の紹介!ということで、スイカ割りで大盛り上がり。

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1日中、英語だけを使ってがんばった参加後の生徒たちは充足感に満ちた表情をしていました。

生徒、そして今回来てくださったイスラエル・パレスチナ人の方々の声を一部ご紹介します。

「最初はぜったい会話とか無理でしょ(笑)と思っていたけど、単語だけでも理解しようとしてくれてうれしかった。また機会があれば参加したいです!」

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「話したい文が頭に浮かんでも、相手が話し中だから、英文が正しいか自信がない、などを言い訳にして、自分から積極的に話しに行けなかったことが反省点。」

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「ゲストが震災の話にかなり興味を示してくれたことが印象に残った。日本語でさえ話すのが難しいことではあるが、震災についても話せるくらいの英語力があればもっと意味のあるものになったのではないかと思う。」

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”I enjoyed the guided tour very much. We went to the beautiful places in Otsuchi.”
(ガイドツアーはとても楽しかった。大槌の綺麗な場所にたくさん行けました。)

”I would like to wish the girls the best in their future endeavours and follow their dreams no matter what stands in their way.”
(今回案内してくれた生徒のみんなが、どんなことがあっても、夢を叶えられますように!)

英語で海外の人と交流するのが人生ではじめてだった生徒たちがほとんどでしたが、皆、ときには単語やジェスチャーなどを通して、あきらめずにコミュニケーションを取り続けました。

「英語が通じてうれしかった!」「本当はこんなことも話したかったのになんと英語で言えばよいのかわからなかった…。」など、それぞれが感じた達成感や悔しさは今、生徒たちの英語への強い学習意欲となっています。

イスラエル、パレスチナから遠い大槌町まで来てくださった皆さん、ありがとうございました!

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