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【熊本・益城町】避難所の学習環境

2016.7.01

熊本コラボ・スクールの芳岡が益城町の子どもたちの学習環境について、その現状をレポートします。


先日の熊本の記録的な大雨ついては、全国でもニュースになったので記憶に新しいことと思います。
昼夜を問わず断続的に続くスコールのような雨は、県内各地に大きな被害をもたらしました。

カタリバが活動を行う益城町でも、地震で地盤が緩んでいたこともあり、土砂崩れや冠水などの被害が出ています。
学校は河川増水の影響で早下校寸前の状態になったものの、大きな変更には至らずにすみましたが、子どもたちも大雨の様子を不安げに眺めていました。

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▲河川脇の道路が侵食されています。

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▲大雨時、地震で倒壊した家屋の下をえぐるように雨水が流れていました。

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▲大雨後の土砂崩れ


前震から二ヶ月以上がたった今も益城町では、たくさんの人が避難所生活を送っています。子どもたちも例外ではありません。

避難所ではそれぞれのスペースに十分な仕切りがなく、話し声や動くときに出る音が筒抜けになります。そのため、みんなが周囲に気を遣いながら生活をしています。

決まった時間に朝食の配給や消灯が行われるため、一日の過ごし方も大きく変化しました。

以下に記載したのは、避難所で生活する子どものスケジュールです。

【ある子どもの一日のスケジュール】

6:30 起床
〜 7:40 朝食配給、登校準備
〜 8:10 登校
〜 16:35 授業
〜 18:30 部活動
〜 19:10 避難所へ帰宅
〜 19:30 夕食
〜 20:30 学習時間
〜 21:00 入浴
〜 22:00 自由時間、就寝準備
22:00 避難所の消灯

また、勉強するスペースも限られているため、勉強する子と遊ぶ子が混在し、宿題一つをとってみても集中して取り組むことが困難な状況となっています。

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▲避難所の学習スペースの様子


現在避難所で生活をしている子どもの多くが、今後仮設住宅に引っ越しをします。
東北の仮設住宅では六畳二間に4人家族で生活する家庭も多くあり、学習スペース確保が課題になっていました。
残念ながら、熊本でも同じ課題に向き合うことが予想されます。
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▲建設中の仮設住宅

震災の経験を強さに変えていけるよう、熊本コラボ・スクールは子どもたちに寄り添い学習の場と居場所をつくっていきます。

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