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【転職インタビュー】 「”ナナメの関係”を、東北の町に広げたい」

2015.11.25


震災から5年が経とうとしています。
被災地では、震災前から存在するものと、震災後に発生したもの、2つの教育課題が混在しています。

NPOカタリバが運営してきたコラボ・スクール事業は、災害支援としての教育事業から、東北の教育を魅力化していくために、今後10年続く教育事業へと変革する時期にきています。同時に、似通った教育課題を持つ別地域への新しい展開を模索しています。

コラボ・スクール事業が新たなステージに向かう過程を、共に考え、行動してくれる仲間を現在募集しています。
( 採用ページはこちら→ http://www.katariba.or.jp/recruit/staff/tohoku-manager/

今回、カタリバに2013年に転職してきたスタッフへインタビューしました。どうぞご覧ください。

* * *

認定NPO法人カタリバ 東北復興事業部 シニアマネージャー 渡邊洸

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―― 最初にずばり聞きますが、カタリバへの転職に迷いはなかったですか?

「本当に暮らしていけるのか?」というのはありました(笑)。

ですが、能力評価・業績評価の機会が年に3回あって、自分の頑張り次第だなと思ってチャレンジしました。

経営陣は、事業の社会性だけを追っているのではなく、ライフステージに合わせて給与を上げていこうという意思を持っています。


―― 渡邊さんは、震災前はどんな仕事をしていましたか?

経営コンサルティング会社で、コンサルタントとして働いていました。
地方自治体の市長を中心とした行政職員と一緒に、生産性の向上や組織風土の改善に取り組みました。


―― カタリバを転職先として選んだ理由は?

ホームページを見たり、採用担当の方と話したりする中で好奇心が湧いてきたんです。
個々のマンパワーで押し切って事業を推進している印象を受けて、非常に魅力的に見えました。
人事・労務面も、組織としてきちんとしてそうだった、という印象もあります(笑)。


―― 入社前と後で、組織のイメージは変わりましたか?

NPOへのイメージが完全に変わりました。
ベンチャースピリットがあるというか、若いメンバーが中心に引っ張っていて、自分で変えようと思えば何でもできる。新しいことを作り出そうという雰囲気があることですね。
勢いだけで突っ走るメンバーも多いのですが(笑)。

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―― やりがいは何でしょう?

カタリバの東北事業には、多様なスタッフがいます。
元々の地元のスタッフ、Iターンしたスタッフ、Uターンしたスタッフ、前職もバラバラです。インターンの大学生もいます。
私の業務はマネジメントなので、目標のためにチームを1つにしていくことにやりがいがあります。


―― 他にはどんなことをしていますか?

「東北の子どもたちのために何かしたい」と思っていくれている人たちと、子どもたちを繋いでいく業務です。

企業とのパートナーシップは今も続いています。商社の社員の皆様が定期的に英会話レッスンに来てくれたり、スポーツ選手がキャリア学習しにきてくれてたり、外部と繋いでおもしろいことを仕掛ける役目ですかね(笑)。

特に人手が足りていないところなので、こういった業務に興味のある方がいたらお会いしたいですね。

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―― 今の町の課題はなんでしょう?

いまだ4割の子どもたちが仮設住宅に住んでいることは、対処し続けなければならない課題です。同時に、少子化、人口減少が急速に進んでいることです。これは被災地に限ったことではありません。

女川町は、住民一人ひとりが意思を持っていて、みんなで一から町を作り直すことをやっています。女川が復興のモデルを提示できなければ、他の地方自治体だって、数十年後、立ちいかなくなる。
この町の復興は、東北の未来を占っていると思う。


―― これからの目標は?

一言でいうと、震災前よりも良い教育をするということです。

いま地方に足りないのは、カタリバが設立から15年間子どもたちに提供してきた”ナナメの関係”です。

両親や教員(タテの関係)、友人(ヨコの関係)ではなく、悩んだときに気軽に相談できるお兄さんお姉さんのような存在、少しだけ自分より広い世界を知っているような存在、そういう”ナナメの関係”が日常に必要です。

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―― そのために、どんな計画を持っていますか?

東北に興味を持ってくださる方々はまだまだ多くいます。企業だけでなく、修学旅行で訪れる高校生も、ゼミの研修で訪れる大学生もいます。

東北以外の場所に暮らす企業で働く方や高校生にとって、女川を知り、女川の生徒と関わること自体が学びになっているから、今でも続いています。

双方にとってメリットがある形で、これからも外からの力を借り続ける仕組みを残していけるはずです。
数年後は、地域内外を繋ぐハブ機能として、カタリバが残っている。もしくは地元の人が担っている。
そしてそれを他地域にも展開していく。今はそんなイメージです。

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―― 最後に、転職活動をされている方にメッセージをお願いします。

転職前の組織のイメージと、入社してからのイメージというのは、だいたい違っているものだと思います。それは当然だと思います。

でも違ったとしても、自分で変えていけることが可能な組織風土があるかどうかを軸に、転職活動していました。

カタリバにはそういう風土があります。カタリバの理念に共感してくださる人がいるなら、ぜひ一緒に働きたいですね。


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http://www.katariba.or.jp/recruit/staff/tohoku-manager/

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