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【職員インタビュー】「女川町の子どもたち全員に伴走したい」〜女川向学館スタッフ・井 優樹〜

2016.11.24

震災から5年半が経ちました。今回は子どもたちに人気の向学館の先生にスポットをあててインタビューしました。

認定NPO法人カタリバ 東北復興事業部 マネージャー 井 優樹(いの ゆうき)

①

■井さんが主に担当しているお仕事を教えてください。

子どもに勉強を教える教務のリーダーをしています。
授業は小学6年生の算数と中学1年生~中学3年生の数学、中学3年生の理科を担当しています。
他には小中学校でチームティーチング(T.T)担当として学校で算数と数学の授業に入っています。
(T.Tとは、複数の教員が協力して授業を行う指導方法のこと)

写真②

■まさに「教務の要」という感じですね。前職ではどのようなお仕事をされていたのでしょうか。また、教育NPOを目指したキッカケなどお聞きしたいです。

カタリバに転職する前は塾講師をやっていました。
教室長として、今と同じく幅広い学年を見ていました。

塾講師の前は、警察官として働いていました。
警察官として働いていた時に、少年犯罪の多さにとても驚きました。
犯罪を犯した子どもたちの話を聞くうちに、警察官は事件を起こした後にしかに寄り添うことができないけれど、自分は犯罪を起こす前に、子どもたちを止めたい・守りたいという思いから、教育の道を志ざしました。

■井さんの周りにはいつも子どもたちがいるという印象があるのですが、子どもと接する上で心掛けていることはどんなことでしょうか。

写真③

まずは自分から、自分の話をするということを心掛けています。
鉄板の話は、恋愛話ですかね。
中高生時代の自分の恋の悩みなどを話すと、みんな食いついてきます。
あとは、家族の話などもしています。
自分からその当時悩んでいた話をすることで、子どもたちが
親近感をもってくれて、悩みを打ち明けてくれたりすることもあります。

■最近あった嬉しいエピソードがあれば教えてください。

向学館の卒業生が、ふらっとやって来て、井さんに勉強を教えてもらいたくて来たと言ってくれるときはとても嬉しいですね。
元気な姿で会いに来てくれるのはとても嬉しい瞬間です。

写真④

■最後にこれからの目標を教えてください。

女川町の子どもたち全員に並走したいと思っています。
私は学校にT.Tとしても入っているので、向学館に通っていない子どもたちの顔も
女川町の小中学生なら大体わかります。
子どもたちと一緒にこれからも頑張っていきたいと思っています。

女川にも冬がやってきました。
子どもたちと一緒にわたしたちスタッフも頑張ります!!

【ボランティア募集】震災から6年が経過した“今”だからこそ、あなたの力が必要です

被災地では、今もなお、多くの子どもたちが仮設住宅で暮らし、安心して勉強できる場所がありません。「子どもたちに笑顔を届けたい」「子どもたちが夢を描けるように応援したい」このような想いを持つ方からの応募をお待ちしています。