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「この仲間と出会えてよかった」

2017.4.06

3月下旬。
宮城県女川町・岩手県大槌町・熊本県益城町にあるコラボ・スクール通う中学3年生が東京に集合し、2泊3日の「やくそく旅行」を行いました。

やくそく旅行とは、カタリバをご支援してくださる方々に直接感謝を伝えると共に、地域の異なるコラボ・スクールに通う同世代の仲間との交流を通して自分と向き合う旅です。

女川向学館からはこちらの3人がやくそく旅行に参加しました。

「緊張するなぁ」
「友達出来るかなぁ」
不安を口にしながらも、楽しそうに新幹線に乗り込みました。

東京に到着後は二手に分かれ、お世話になった企業のみなさんへ高校合格の報告と日頃のご支援に対する感謝の気持ちを伝えに行きます。

普段は見たこともないような大きなビルに目を丸くする子どもたち。
さあ、いよいよ企業訪問がスタートです。

大きな部屋に案内していただき、この日のために一生懸命書いた感謝の手紙を読みました。

2011年3月11日、まだ小学3年生だった子どもたちは小学校生活の半分と中学校生活のすべてを仮設住宅で過ごしてきた子も少なくありません。

「悲しみを強さに変える」

言葉にするのは簡単ですが、当時小学3年生だった子どもたちが
あの時の悲しみを乗り越え、今日の日を迎えるまでにはさまざまな出来事がありました。

それでも、こうして今笑顔でいることが出来るのは、支えてくれる方がたくさんいるということを知ることができたから。
応援してくださる方々との時間を通し、子どもたちは改めてそのことを実感していたようでした。



企業訪問の後、夕飯に訪れたのは大戸屋さん。ここでは、1食あたり20円がコラボ・スクールへの支援となる「チェダーチーズがとろける 手ごねハンバーグのデミシチュー定食」をいただきました。
子どもたちは、メニュー表に「コラボ・スクール」の文字を見つけて「すごーい!」と一言。

自分たちが普段通っているコラボ・スクールは、たくさんの人の支援によって成り立っているということを深く感じた1日となりました。

2日目は、カタリバを支えてくださっている寄付者の皆さんとの交流を兼ねた報告会に参加。
大勢の皆さんを前に緊張しつつも、自分たちの話をしっかりとお伝えしました。

グループに分かれての交流では、「自分たちの言葉に、真剣に耳を傾けてくださるのが嬉しかった」と生徒たち。寄付者のみなさんからいただいた言葉の一つひとつを噛み締めていました。

最終日となる3日目は、「全国高校生マイプロジェクトアワード2016」の全国大会を見学しました。
向学館のセンパイも出場した今年のマイプロジェクトアワード。

普段とは違うセンパイの姿を見て、かっこいいなと呟く後輩たち。
「自分もいつかこの場所に立っていたりするのかな」
「想いをもって行動している人はやっぱりかっこいい」
新たな目標も見けることができました。

いよいよ、やくそく旅行も終盤へ。
今回の旅行中、子どもたちは毎晩その日あったことをお互いに語り合ったり、震災から今日までのことを伝えあうワークをしてきました。3日間ともに語り合ったコラボ・スクールのみんなとも、そろそろお別れの時間です。



コラボ・スクールに通っていなければ出会うことがなかったかもしれない仲間と
こうして出会えたこと。
そして、離れていても自分のことを分かってくれる人がいるということ。

この出会いを、これからも大切にしていってほしいと私たちスタッフは願っています。

たくさんの人との出会い・たくさんのことを感じた旅が終わり、次はどんな旅が彼らを待っているのでしょうか。

これからも笑顔でがんばっぺし!

【ボランティア募集】震災から6年が経過した“今”だからこそ、あなたの力が必要です

被災地では、今もなお、多くの子どもたちが仮設住宅で暮らし、安心して勉強できる場所がありません。「子どもたちに笑顔を届けたい」「子どもたちが夢を描けるように応援したい」このような想いを持つ方からの応募をお待ちしています。