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女川町復幸祭で1位!被災地の中学生が考えた創作料理~秋刀魚の旨味がギョギョギョギョーザ

2018.4.17

宮城県女川町にてカタリバが運営する、被災地の放課後学校コラボ・スクール女川向学館。

前回のブログでもお伝えしたとおり、ここに通う中学2年生は昨年度、新しい取り組みとして探究授業を行いました。

中学2年生の子どもたちが4つのテーマの中から、各自興味のある、さらに深めていきたいテーマを1つ選び、半年かけてプロジェクトを進めてきました。

そのプロジェクトのうちの1つが、「創作料理」です。創作料理チームは、半年間かけて女川の食材を使った料理を開発。

3月末に行われる、震災後にはじまった女川のお祭り「復幸祭」で、自分たちの考えた創作料理を販売することを目指して挑戦を続けました。

「食べることが大好き!」
「将来、料理人になるのが夢」

みんなそれぞれの想いをもって創作料理の開発に挑みます。女川の食材を使ってどんな料理が出来るのかまずは実践です!

女川町の隣町、石巻市内でカフェをされている方を講師にお呼びしてマフィンを作ったり、女川名産のホヤや秋刀魚、かまぼこを使ったピザを自分たちで作ってみたりしました。

向学館のセンパイが開発した料理、ホヤを使った「ホヤボール」も作りました。

色々な方々の食に対する想いや、食材へのこだわりを聞く中で、自分たちも、たくさんの人に喜んでもらえるような料理を作りたいという想いが強まります。

「女川の食材ってたくさんあるけれど、自分たちはどの食材を使ってどんな料理を作ろうか…」

話し合いをする中で決めた食材は…

女川名産の秋刀魚!秋刀魚を使った創作料理を開発することに決定しました。

食材を決めたら実践開始です。

秋刀魚を使った、餃子やミートボールを作ってみました。

「美味しいけれど、お祭りで売るのは少し大変そうだね~」
「子どもはあんまり好きな味じゃないかも」
「味はいいけど見た目が微妙かも~」

たくさんの試作の中で子どもたちが決めた料理はこれです!

その名も「秋刀魚の旨味がギョギョギョギョーザ」

名前のとおり、秋刀魚のすり身が入った揚げ餃子です!

町の大人をお呼びして、試食会も実施しました。

「美味しいけど、もう少し味を追及してみてもいいかもね」
「料理酒を少し入れると旨味が出るよ」
「売る時はもっと笑顔のほうがいいでしょ」

自分たちが思った以上に厳しい意見もいただいて、その日の反省会は夜遅くまで続きました。

そして迎えた復幸祭当日!自分たち手作りの看板を設置して準備完了です。

今まで半年間頑張った集大成!呼び込みの声にも熱が入ります。

「中学生が作った揚げ餃子いかがですかーー!」
「秋刀魚のすり身入りの揚げ餃子、美味しいですよ~」


「美味しい~!」
「これ、中学生が作ったの?びっくり」

自分たちが作った料理でたくさんの人が喜んでくれました。

なんと228食を3時間で完売!自然と笑顔がこぼれます。

さらにうれしいことに、復幸祭で行われた女川の食材をつかったグルメコンテストで見事1位に輝きました。

このグルメコンテストは、復幸祭に出店しているお店の中で、エントリーした5チームの中から、お客さんの投票によって1位を決めるコンテストです。


「大変なこともあったけど、完売出来て嬉しかった」
「グルメコンテストで1位をとれたので、頑張ってよかったと思う」

食を通じて、この女川のことを知れたこと、たくさんの人たちの想いを感じたこと。この経験は子どもたちのこれからを生きる栄養になったはずです。

4月からは中学3年生。今年度もみんなでがんばっぺし!

【説明会実施中!】教育課題にとことん向き合う1年間 『実践型教育インターン』

活動場所は、宮城県女川町・岩手県大槌町、福島県双葉郡、島根県雲南市、熊本県益城町、東京都足立区、東京都杉並区。子ども、地域、自分ととことん向き合い成長したい方、募集しています。