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オンライン女川向学館 開校!

2020.3.05

新型コロナウイルス感染拡大防止の措置で3月2日からの女川の小中学校が休校になったことと同様に、女川向学館も感染防止措置を取らざるを得ない状況となりました。女川向学館では子どもたちが集まっての授業・自習室は2月29日から休止しています。普段は明るい声でにぎわう校舎も、すっかり静まり返っています。

女川向学館では、子どもたちの学び場と居場所の確保のため、インターネット環境を使ったオンライン授業の実施を試みることにしました。まずは受験を控えた中学3年生に、テレビ会議を活用したオンライン自習室を開放しています。

子どもたちはそれぞれの場所からオンライン自習室に入室。慣れない環境ではありますが、スタッフの顔を見ながら対話ができるということに、スタッフはもちろん子どもたちもほっとした表情を見せました。


オンライン自習室では、子どもたちが自身で持っている教材や入試の過去問題を解きながら、疑問点が出てくると「わからないよ~」とスタッフにすぐ声をかけることが出来ます。その場でスタッフが質問に答えたり、解説をすることで、不安も少しずつ解消できているようです。

オンライン自習室を受講している中学3年生の生徒たちは、次のように話しています。

「普段から信頼している先生たちだからこそ、オンライン上でも不安なく勉強ができています。受験直前にどうなるかと思ったけれど、先生たちが質問に答えてくれるのはとても有難いです。」

「オンラインでもそんなに心配してなかったよ。高校になって忙しくなったら、またこういうオンラインで難しい問題のこと聞けたら嬉しいな~。」

オンライン自習室があるおかげか、目の前の高校受験や、受験後に控えた高校生活に向けても前向きに考えることができているようです。

オンライン自習室では、勉強の不安解消だけでなく、なかなか家から出られない子どもたちとの貴重な接点にもなっています。一人で家で勉強するよりも、スタッフや友達の声が聞こえる環境で一緒に勉強しているように感じられる。そんな安心感を得られる場所としても、オンライン自習室は機能しています。

現在は中学3年生のみを対象に開放しているオンライン自習室ですが、今後小学生を含めた多学年にも随時開放していきます。子どもたちの学習をサポートする授業や多様なプログラム展開に向けて、スタッフも日々準備を進めています。

このような事態だからこそできる、オンラインを活用した子どもたちの居場所づくり。形式が変わっても、引き続き女川の子どもたちにとって安心安全の場所を届けていきます。それぞれの場所でも、みんなで繋がって、がんばっぺし!

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活動場所は、宮城県女川町・岩手県大槌町、福島県双葉郡、島根県雲南市、熊本県益城町、東京都足立区、東京都杉並区。子ども、地域、自分ととことん向き合い成長したい方、募集しています。